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2日目 ようやくナイロビ到着
ドバイからナイロビまでは約5時間のフライト。
またまたエミレーツで極寒の機内を予想していたら、機内は灼熱地獄。
何かの整備のため遅れているらしく、搭乗してから一時間以上エアコンなしの機内はサウナ状態。
外は45度くらいあるから、満席で密室の機内は50度以上あったのでは?
なんの説明もなく刻々と時間は過ぎ、たまにアテンダントさんが水を配ってくれるけど、それこそ焼け石に水。
暑くて熱くて今にも暴動がおきるのでは???
と思った頃にようやく動き出したけど、あの一時間は私の人生の中で最も熱い一時間だったと思う。
途中から意識朦朧としてきたし…
夫の隣のおじさんは怒り心頭に走ってずっと夫に文句言っていた。
汗っかきのティガーはティシャツがしぼれるほど汗をかいた。
エアコンが効きだすと、今度は寒くなってくるのでティガーはお着替え。
灼熱地獄の次はエアコン効き過ぎ地獄。風邪ひくこと間違いなし。
よかった、着替え持っていて…
そんなこんなで、とにかくようやくナイロビに着きました。
憧れのアフリカ大陸にやってきたけれど、長旅のせいなのか、さきほどの暑さのせいで体力を奪われたのか疲れ切っていて、感動に浸る余裕はありません。
羽田でお別れしたスーツケースがちゃんと出てきたのはちょっと感動したけれど。
出口では今回お世話になる TEKKOツアーのオスカーさんが笑顔で待っていてくれました。
オスカーさんはとても日本語がお上手で、車内でこれからのことなどを丁寧に説明してくれました。
ナイロビに向かう道は大渋滞。
停まっていると次々にいろんなものを売りに来ます。
バナナ、牛乳、ピーナッツ、バック、帽子etc
バナナは人気商品らしく、結構売れていました。オスカーさんもたまに買うそうです。
学生のときに泊まった Oakwood Hotel
ニュー・スタンレイ・ホテルの前にあります。
今夜のお宿は、学生のときには羨望の的だった
ナイロビ・ヒルトンです。
でも実際にはヒルトンと言ってもたいしたことはなく、(もっと高い部屋は綺麗なのかもしれないけど…) アジアのトランジットのホテルかそれ以下という印象でした。
ヒルトンの部屋に落ち着いたのは、もう夕方の5時近く。
日本時間だと夜の11時。日本の家を出てから29時間以上経っていました。
やっぱりケニアは遠いです…
部屋の窓からのナイロビの街は活気に満ち溢れていました。
ケニアなんだから当たり前なんだけど、ケニア人しかいません。
もっとヨーロッパ人とか東洋人とかいるのかなと思ったけど、全員黒人です。
子供達はびっくりしていました。
ナイロビは今とても治安が悪いそうです。
実際、私自身、学生のときに、まさにこのヒルトンの前のちょっとした広場で首につけていたネックレスをすれ違いざまにひったくられたという苦い経験をしています。
今はさらに危険になっているでしょう。
だから、ナイロビではホテルからは一歩も出ず、夕食もホテルで済ませて、明日のナクル湖に向けて早々にベッドに入りました。