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4日目 夕方のゲーム・ドライブ in マサイマラ
テントで一休みしたら、あまりにも居心地が良いので、もう出たくなくなっちゃったけど、
せっかくガイドのフィリップさんが5時からサファリに行こうと言ってくれたので、
疲れた体にムチ打って出かけることにしました。
もともとの予定表によると、ガバナーズの夕方のサファリは3時半からなので、到着した日はサファリには行けないってことになっていたし
、もっと嬉しい誤算は、『マサイマラでは 《混載車》 』 となっていたのが、プライベートだったこと。
我が家は子供もいるし、他の方の迷惑になるといけないと思い、
プライベート・カーを追加料金を払ってでも、お願いしてみたけど、この時期は混雑しているのでダメです。と言われていたので、
家族四人だけでゲーム・ドライブに行けるのはあまりにも嬉しい驚きでした。
ガバナーズでは、基本的には他のグループと一緒になることはなさそうで、プライベートで回れるみたいでした。
まあ、それぞれ見たい動物、撮りたい写真が違うわけだし、
滞在日数も違うから他の人と一緒っていうのは、せっかくのサファリの楽しみも半減しちゃうかもしれないよね。
上はオープン、サイドは窓になっています。
ガバナーズのゲートから出るとすぐに、シマウマやインパラなどの草食動物たちが群れで草を食べています。
ナクルでも見た動物達ですが、マサイマラでは何かが違います。
ナクルは周りを囲まれていて、動物達は一年を通してその中で暮らしています。それに、天敵となる肉食動物も多くないので、なんとなくのんびりした雰囲気。
でも、ここマサイマラでは、動物達は草を求めてケニアからタンザニアを移動し続け、ライオンなどの襲撃に備えていて、まさに日々「戦闘態勢」
動物たちの気合というか、迫力が違うのです。
そんな力強い動物の姿に見とれていたら、突然、フィリップさん、車をグォーンと草原の中に突っ込んだ。
ナクルでは車は道路しか走ってはいけなかったけど、マサイマラでは、草原の中でもガンガン走ってくれるので、動物が至近距離で見られるのです。
まだ初日、キャンプからほんの数分のところで、こんな立派なライオンと出会えるとは思っていませんでした。
周りをグルリとサファリ・カーに囲まれて、ジロジロと人間に見られてもお構いなし。
余裕の大あくびです。
夕陽を背中に浴びて、風にたてがみをなびかせるライオンは神々しくもありました。
ライオンが手が届きそうなくらいの至近距離にいるんですよ???
これから4日間、マサイマラはどんな世界を私達に見せてくれるのか???
興奮の幕開けでした。